Saki Sakurai

掴めないもの

2022.03.02

ここから、頭で処理できないことを書いていきます。

言語で処理できるものというのは、わたしたちの概念のなかにとどまっているので、既知のものでしかありません。わたしたちの学びはそこを超えているものです。もちろん、学び方もわたしたちの知っているやり方は通用しません。

だからどうか、わからないことを喜んでください。

「わからない状態」をエゴは嫌がります。

わたしたちは、物事がよりわかること、分析が上手くなることがこの世界で強く生きること、目標、ゴールだと思い込まされてきました。求めること、把握すること、所持すること、分析すること。これはすべてエゴの概念です。

わたしたちは、そこから離れたところに向かっています。

ほんとうは、掴むべきものなど何もないのです。掴めるものなどなにもなくて、何も個で存在するものはありません。

全体の中の一部だけを切り取って、「これはいる」「これはいらない」「この人は超絶必要」などとやっているのがわたしたちですが、本当は何も失ったり得たりできるものはありません。

わたしたちは、最初からすべてを得ているし、永遠にすべてを得ています。

わたしたちは、共有されたひとつのアイデンティティしかありません。そこは名前のない世界です。

そこにはすべてがあります。

わたしたちが向かっているのはその場所です。