Saki Sakurai

旅先で高熱の件。

2023.05.14

新緑がきれいで、過ごしやすい気候が続きます。GWは家で大人しくしていたので、連休明け、ずっと行ってみたかった金沢に旅行行ってきました。

金沢にいる親しい友人が、旅行会社並みの行程表を送ってきてくれて、準備万端。いざ出発の朝、あれれれ、なんだか喉の違和感。でも、きっと気のせい。風邪なんて年に1回も引かないのだから。

その朝は土砂降りで気温が低くて、新幹線に乗る駅につくまでものすごく時間がかかり、新幹線に乗ったときには、不調は”気のせい”から”確信”に変わり、あれよあれよという間に体調悪化!

駅まで迎えにきてくれた友人が、近江町市場や東山茶屋街などいろいろ案内してくれる道中も「んんん。なんかやっぱりだめかも??」となり、16時前には「すいません、ホテルで休みます」と決断。

毛布にぐるぐるにくるまり、ガタガタ震えて、そのうち汗びっしょりかいて、ひたすら寝ること15時間。朝起きたら少しすっきりしていて、友人に電話すると「あらぁ!デトックスしたわねぇ!!ホテルの隣に兼六園があるから、お散歩行けそうならしてきたら!」と快活に笑い飛ばしてくれました。(これにほんとうに、救われた。)

外に出たら緑がとってもきれいで、きらきらしていて、金沢城公園と兼六園をゆっくり歩き、お昼前には友人が迎えにきてくれて、美味しいお寿司を食べ、行きたかった神社に行き、最後には海の見える素敵なカフェでお茶をして、結局例の行程表にのっていたところには全部回れたのでした。

なんだか、不思議だけど、熱が出ても終始、心は平和だったような。それはもちろん、旅先で元気に美味しいもの食べるに越したことはないけれど、旅先で熱を出してはいけないということもなくて、わたしはこの状況を比較的すんなり受け入れて、やるべきことを対処していたように思います。

帰ってきて、熱も引いていて、身体は軽くて爽快!なんだか、すっかり生まれ変わったみたいです。うふふ。