Saki Sakurai

相手を喜ばせたい。は注意

2022.09.05

いい言葉を言ったり、相手を褒めるような言葉を並べたり、ご機嫌取りをする人が本当に多いですが、そういうとき相手をコントロールしようとしていることに気づいたほうがいいです。

言葉で関係性を変えられると思っている、相手をいい気持ちにすることが関係性には大事だと思っている、自分の本心なんて知られてはいけない、本心の部分でつながることはできない、相手と自分の意見は一致していなければいけない等々。

そんな思いは、薄皮一枚となって、相手に距離を作ります。本音でつながっていないことは、誰もがわかるものです。

ACIMのシェア会や学習グループでも、相手に「わかるわかる」とうなずいたり、迎合する雰囲気がたくさんありますが、わたしはそれはいつも疑問です。「本当か?」と思って見てます。ACIMを学ぶことは仲良しグループの中にいることではない。相手に合わせることではない。

そういうふうに集団的にいい気持ちになることで、難しい内的な作業(自分の自我を直視するという、とんでもなく逃げ出したくなること)の代替になっていないか、よく自分を観察したほうがいいと思います。わたしは、グループでの学びは落とし穴がたくさんあるなと思って、見ています。だからといって悪いわけではありませんし、相手がいるならば、いつでもどこでも学び場です。

自分の心にないことを、ぺらぺらと言葉にするのは、自分が思っているよりもうんと、自分を悲しませています。ぺらぺら、上手にしゃべらなくていい。うーとか、へーとか、言葉にならなくていい。どうか、自分の心に正直でいてほしいと思います。自分をそれ以上、騙すのはやめましょう、と思うのです。

わたしたちは、社会に、誰かに迎合するために生きているわけではないからです。