Saki Sakurai

達成すべきものはない

2022.06.26

わたしがACIMの実践のなかで何度も何度も繰り返した学び(=理解するまで時間がかかったこと)は、毎瞬毎瞬が選択だということ。

たとえば、素晴らしいゆるしのなかで、光に包まれて、目の前の相手に感謝の気持ちが溢れてきて、神と一体になった感覚がして・・・そこでエゴは全て消えてなくなり、未来永劫ホーリースピリットの手を取っているわたしとなりました、ちゃんちゃん。なんてことはないのです。

エゴは、そういうふうに進めていきたいです。奇跡のコースの学びを”がんばって”、いつの日かゴールを”達成して”、永遠に平和な状態を保ったままでいられるわたしに”到達する”ことを。その思考体系が、エゴそのものです。今でなく、未来のいつかの何かを求めて、今を見過ごすことがエゴのやり口です。

どんなに素晴らしい奇跡体験でも、どんなに素晴らしい瞑想体験でも、それを永続させようとするのはエゴだし、それらはもうすでに過去なのです。それに引きづられている今この瞬間にも、次から次にもっと素晴らしいものがきているわけです。

達成すべき自分なんてありません。達成すべきゴールなんてありません。そんなもの探しているうちに人生は終わってしまいます。

いまこの瞬間にすべてがあります。すべてのパワーがここにあります。いまこの瞬間。ホーリースピリットと一緒にいるか、エゴと一緒にいるかを選ぶだけです。そして、選んだら、また次の瞬間も選ぶのです。その次も、またその次も。

これを聞くとエゴは嫌がります。つまんないし、なんとも地味で、華々しい達成やゴールがないので、エゴは身の置き所がないのです。

だけど、平和とはそのようにして心に保っていくものです。それには妥協なき注意深い実践が必要です。それが奇跡のコースです。